EVENT公演情報
公演スケジュール
コンサートホール・能楽堂 主催公演
パイプオルガンを楽しむための講座 オルガン音楽にみるJ.S.バッハの世界 第1回「バッハとイタリア・フランス」
- 日 時
- 2019年11月06日(水) 開演 14:00 開場 13:30
- 会 場
- コンサートホール
- 内 容
講師/久野 将健(京都ノートルダム女子大学教授)
- 入場料
- 1,000円(全自由席)
※友の会会員は1割引、学生は半額 - 問合せ
- 豊田市コンサートホール・能楽堂事務室
0565-35-8200
一度も国を出ることがなかったJ.S.バッハが、ドイツのみならずイタリアやフランスの音楽をどのように自身の作品に取り入れたか、またそこから始まった新たな時代をのぞいてみましょう!
※お話の後にはパイプオルガン演奏をお楽しみいただけます
プログラム(予定)
第1回「バッハとイタリア・フランス」
バッハは生涯ドイツ国内を離れることはありませんでしたが、ドイツを訪れる外国人音楽家との交流や、外国で出版された楽譜を取り寄せ、研究することによって、自らの音楽の中に積極的に取り入れていきました。例えば、フランス音楽からはグリニーの《オルガン曲集第1巻》やダングルベールの「装飾音一覧」を高く評価し、筆写しました。イタリア音楽からは特にヴィヴァルディの協奏曲から大きな影響を受け、チェンバロやオルガン用に編曲することによりコンチェルト・グロッソ様式や楽章構成などを学びました。今回はこのような影響が多くみられるオルガン曲をお聞きいただきながら、バッハの音楽の素晴らしさを再確認したいと思います。